7月から9月までのMBAクラスの期が一段落したので、学びをまとめておく。

■グローバルリーダーシップのマインドとスキルの合宿から
8月に行われた4泊5日の湯河原合宿であったが、かなり脳内洗礼を受け頭の瞬発力を鍛えられる素晴らしい合宿であった。
そもそも若手で無い私にとっては付いて行くのがやっとだったが、逆に触発され筋力トレーニングをしてもらった感であり、やるぞ!と気合を入れてもらった機会でもあった。
今回の合宿で学んだ、というよりも身につまされたことを以下まとめる。

・Globalの方々とコミュニケーション取るときはとにかく瞬間的に反応して自己表現をすること
・自分の国の過去の歴史観を論理的知識として認識し、何故我々が今日に至っているかを把握しておくこと
・相手から質問されたら2.1秒以内に第一声を発すること
・Globalで遠慮は禁物
・英会話はIQL
いきなり何だ?と思われるかもしれないが、これができていない現実において国家間のコミュニケーションにおいて日本がいかに特殊な国と見られていることが良くわかる。
こんなことでは日本企業が海外企業をM&Aした場合の成功確率が極端に低いこともうなずける。

推薦図書:「仕事で成長したい5%の日本人へ」今北純一著
この本は会社で昇進する為の本では無い。仕事を通じて自分自身が成長する為、グローバルで活躍する為の必読書とのこと、私も読まねば。

コンテンツ社会とコンテクスト社会についても考えさせられる。コンテンツとは文字や映像等デジタル化しやすいコンテンツのことであり、コンテクストはニュアンスや行間表現を多用する社会のことをさす。
ビル・ゲイツが嘗てネット世界ではコンテンツが重要と発言していた。
コンテンツ社会の筆頭は北欧、米国等、方やコンテクスト社会の筆頭はベトナム、ミャンマー、タイ、そして日本である。
今元気な外国企業は北欧企業が多い。つまりコンテンツ社会である。
これからの日本は変わらねばならない。国家としてどういう社会になるべきか、身につまされる。
推奨図書:「日本はなぜ敗れるのか?敗因21カ条」山本七平著

私は今回の合宿で人間力をもっともっと高めることが必要と感じた。粘り強さ、誠実さ、情熱と説得力、向上心と学習能力、変化への対応とアジリティである。
推薦図書:「モチベーション3.0」ダニエル・ピンク著

これからも精進し、生涯を社会貢献のため、世の中を良くするために捧げたいと思った。

■ベンチャーキャピタルファイナンスのクラスを受けて
もう一つのクラスはベンチャー系である。実際にグループワークでベンチャー起業のビジネスプランを作成し、最終日に発表する実践編である。
我々のグループは幸か不幸か私の案が採用された。Netベンチャーである。
紆余曲折あったが、最終的にホントのVCの前で発表することになったが、かなり叩かれた。そこで感じたことは、プランの中身以前に、ビジョンは何か、そこで競争優位が保てるキラーは何かといった観点であった。
Netベンチャーは最初から厳しくみられる。いかに情熱を持って説得できるか、客が買いたいと思うのか、をもっともっと考えないとまだ甘い自分にカツであった。
この思いは今後の糧になると考える。さっそくこれを行動に示さねば。

ということで良くも悪くも2つと無い人生、いかに割りきって考えるか、楽しく生きようと思う。

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